グッドルーザー バスケットボール男子 2人の3年生がチームを引っ張った大分上野丘 【大分県】
2022/11/17
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内田颯真は、一宮とともにウインターカップ県予選まで残った唯一の3年生だ。「県総体ではシードでありながら初戦負け。あのまま終われなかった。後輩に伝えなければいけないこともあったし、一宮が復帰するまでは自分がチームを支えようと思った」と引退せずに練習を続けた。最後の試合となった日田戦ではポイントガードとして、得点源の一宮をサポートし試合を組み立てた。
試合は序盤から大分上野丘がリードする展開が続いた。最終の4Qに一宮がファウルアウトしてからも内田を中心に相手の猛攻をしのいだが、最後の最後に競り負けた。3年生2人の高校バスケが終わった。一宮は「この1年間はツラいことばかりだった。最後の試合でファウルアウトして、力になれなかったことが悔しい」と涙を流し、内田は「勝って後輩にバトンを渡したかったけどできなかった。1、2年生は日頃の練習を積み重ね、優勝を狙えるチームになってほしい」と託した。
最後までチームを支えた内田颯真
(柚野真也)