サッカー ジェイリースFC 課題と収穫を得て全国社会人選手権大会に挑む

2022/09/20
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 九州リーグ優勝を目標に掲げ、昨季から半数以上のメンバーが入れ替わりスタートしたジェイリースFC。最終節は台風14号の影響で延期となり、成績は4位で終える。首位の沖縄SV(19勝1分)との勝ち点差は18と大きく離されたが、直接対決では1分1敗。全勝優勝を目指した相手に、唯一勝ち点を分け合った。選手兼任監督の永芳卓磨は、「試合を重ねるごとにチームの成熟度は上がった。けがやコロナ禍でベストメンバーが組めない中、上位陣と互角に戦えるようになった」と総括する。

 

 創部5年目のクラブは、今季は元日本代表の我那覇和樹や元大分トリニータの小手川宏基、佐藤昂洋らを加えて戦力は上がった。リーグ戦前半は序盤から連勝したが、後半の上位との3連戦を前に新型コロナウイルス感染症の陽性者が出て活動中止。準備不足は否めず、3連敗で失速した。後半戦は格下チームに取りこぼしはあったが、けが人が増える中、先発メンバーの組み合わせを変えながらシステム変更を試みた。ビルドアップが安定し、攻撃の崩しの形を整理したことで、復調のきっかけをつかんだ。

 

21節沖縄SV戦では0-0で引き分けた

 

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