マネージャー戦記 「ハンドボール部強いね!」と言われたら誇らしい 藤明来(大分雄城台高校ハンドボール部2年)

2021/03/11
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 目配り、気配り、心配りー。大分雄城台高校ハンドボール部のマネージャーはよく動く。監督や選手の動きを見て、次に何が必要なのかを考える。効率よく、分刻みで組まれた練習メニューのタイマーを設定し、選手の脱いだジャージを畳み、水分補給の準備。練習後の補食のゆで卵を程よい半熟で作り、みそ汁を用意するなどマネージャー業務は多岐にわたる。藤明来は「勝ったときの、選手が喜ぶ姿を見るとうれしい」と話す。今月24日から始まる全国高校選抜大会では、選手とともに日本一を目指す。

 

Q:マネージャになった経緯を教えてください

 中学までバレーボールをしていたのですが、高校にバレーボール部がなくて、他の部活に入っても経験の差が出るのでマネージャーをしようと思いました。中学では九州大会などに出場するような強いチームだったので、本気で日本一を目指している部活のマネージャーになりたいと思い、いろいろな部活を見学しました。ハンドボールはすごく真面目に練習に取り組んでいたので決めました。

 

Q:実際にマネージャーの仕事をして思ったことは?

 強豪校特有の“圧”というか、監督も選手も競技に対する思いが強くて受け止めるまで必死でした(笑)。最初はバレーボールをしたいなと思ったこともありましたが、一緒に過ごす時間とともにチームの一員として扱ってもらえるようになり、選手を支える仕事も楽しいと思えるようになりました。

 

Q:マネージャーとして心掛けていることは?

 選手をサポートすること。気付いたことがあればすぐ行動するように心掛けています。次は何をするのか、監督や選手の動きを見て、準備できることがあれば先回りするようにしています。

 

監督や選手の動きを見て、先回りして業務をこなす

 

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