スター候補生インタビュー⑥ ソフトボール 森田京(日本文理大学4年)「環境の変化を恐れることなく挑戦したい」

2021/01/07
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 大学卒業後はチェコのプロソフトボールリーグ2部のArrows Ostravaに加入する森田京。勝負強く、器用なバッティングと賢明なインサイドワークでチームを勝利に導いた捕手が欧州に旅立つ。一度は競技を辞めることを決意し、就職先も決まっていたが、「迷うなら嫌になるまでソフトボールをして区切りをつけたい」と未知なる世界へ飛び込むことを選んだ。自他ともに認める負けず嫌いな性格で、向上心も強い。「ソフトボールで結果を残すのは当然。これまでと全く違う環境だが、考えがガラリと変わるのが楽しみ」と不安より期待感の方が大きい。

 

 

Q:どんな大学4年間でしたか?

 入学当初は環境やチームの特色など何も分からずに飛び込んだので違和感ばかり。1年間は大学を選ぶのを間違ったと本気で思っていました。練習嫌いなのに負けず嫌い。嫌なことがあれば逃げ出す自分の性格が問題なのですが、真正面からぶつかってくれたコーチのおかげで自分の嫌な部分が更生されました。それからはしっかりと競技に向き合え、グラウンド以外でも人間力が身に付いたのかなと思います。

 

Q:コロナ禍にあった2020年を振り返って。

 最終学年となり名ばかりのキャプテンではありましたが、周りに助けられて卒業を迎えられることに感謝しています。特に同学年の仲間には支えられました。大会もなくて、試合ができない期間が続き、いつも以上にグラウンドにいる時間が長かった1年間。練習ばかりだったけど、あれほど緻密にプレーにこだわって練習したことはない。全国規模の大会は一度だけで結果は出ませんでしたが、テーマとしていた一体感を出せました。それまでの過程は誇れるものだったし、チーム全体の成長を感じることができました。ソフトボールと向き合えた1年だったと思います。

 

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