天皇杯全日本サッカー選手権 90分間をプランニングしたヴェルスパ大分が県代表に
2020/08/18
- HEADLINE
前半は相手の様子を見ながらボールを保持し、サイドからのドリブル突破を織り交ぜながら緩急のある仕掛けを繰り返した。ポストに2度阻まれ点差を離せなかったが、後半の立ち上がりは守備の強度を増し、前線からプレッシャーをかけて相手のミスを誘発した。敵陣でパスを奪い、ショートカウンターで後半8分、10分に立て続けに追加点を決め、勝利を決定づけた。
浦島は「誰が出ても同じサッカーができている。チーム全体で戦えている」と話し、瓜生も「今年は守備が安定していて、前線はタイプの違う攻撃的な選手がいる。モチベーションを落とさず、コンディションもコントロールできている」と手応えを感じている。攻守に手を抜かない。苦しい時に自分たちで考えてプレーを選択する。これまでのチームになかったスタイルが少しずつ浸透している。今週末から再開するリーグ戦へ勢いがつきそうだ。
県代表となったヴェルスパ大分
(柚野真也)