サッカー天皇杯で凱旋 プロを目指す山口卓己が成長を続ける

2019/08/18
  • HEADLINE

 試合は90分で決着がつかず、延長戦でも奮闘したが力及ばず4回戦には駒を進めることはできなかった。終了後、全力で走り抜いた山口は仰向けに倒れこんだ。「まだまだ体力をつけなければいけない。目指すところはプロなのでいい経験ができた。3年後にはこのレベルが普通と思えるようになっていたい。そのためにはチームの中心となってプレーの幅も広げたい」と振り返った。

 

 大分高校時代は1年生の頃から主力としてプレーし、全国選手権に2度出場、全国高校総体には1度出場した。技術の高さに加え、戦術理解度が高いプレーは大学入学後も評価され、1年にして試合に出場する有望株は、今後の成長が楽しみ。「今のところは順調だが、自分らしいプレーをして、コンスタントに先発で試合出場できるようになりたい」と気を引き締めた。

 

 8月29日から大学サッカーの主大会の1つ「総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント」が始まる。山口はメンバー入りしており、「結果を出してピッチに立ち続けたい」と飛躍を誓った。

 

プロ相手に持ち味を発揮した

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ