ウインターカップ県予選特集2019 バスケットボール男子①1次予選圧勝した大分工業

2019/08/16
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 全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)の県1次予選が7月27、28日に行われた。シード校への挑戦権を得た注目校を紹介する。男子の1回目は大分工業。

 

 1次予選の3試合は着実に得点を重ねるゲームを展開し、危なげなく2次予選進出を決めた大分工業。6月の県高校総体を終えて3年生が引退した今、1、2年生33人全員で「打倒シード校」に向けて戦い抜いた。全戦とも大差をつけて勝利したことは、2次予選へ向けてチームを勢いづける結果となった。

 

 「技術はまだまだだが、個々が全力プレーで応えてくれた」と1次予選を振り返った福山浩史監督。体調不良やけがもありベストメンバーではなかったものの、一人一人が結果を残そうと懸命にプレーした結果が得点としてあらわれた。中でも藪内空馬(1年)のアウトサイドからのシュートや、時任陽生(2年)の高さを生かしたプレーがうまく機能し得点を重ねた。この2人は3年生在籍時から試合に出場しており、2人の経験値が今後のチームをけん引していくだろう。

 

 一方、「今一番の課題はディフェンス。今回は相手がこちらの作戦にはまってくれたが、2次予選からはさらに厳しくなる」(福山監督)というように、守備ではファウルによる失点も多かったため、守備力の強化が最重要課題といえる。

 2次予選の初戦は県高校総体で11点差で負けた大分上野丘との戦い。攻撃力の高い相手を制するためには、今後の守備練習の成果が試される。前回の悔しさを力に変えて、全力プレーでリベンジを誓う。

 

ゴール下で力を発揮した時任陽生

 

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