県高校新人サッカー大会 完勝で大分が2年ぶり9回目の優勝

2019/02/13
  • 新人大会

 県高校新人大会のサッカー最終日は9日、大分市のだいぎんサッカー・ラグビー場で決勝があった。大分が大分工を3―0で下し、2年ぶり9回目の頂点に立った。両校は九州大会(16~19日・熊本)に出場する。

 全国高校総体、全国高校選手権に出場した大分だが、その強さは今大会でも揺るぎなかった。準々決勝までの3試合は僅差での勝利が続いたが、尻上がりに調子を上げ、決勝では前回準優勝の大分工業に3-0の完勝を納め、新チームとして幸先の良いスタートを切った。

 

 序盤こそ、「パスで動かせていた」と大分工業の友成義朗監督が語るように、大分は相手に主導権を握られた。しかし、大分のキャプテン・佐藤芳紀(2年)は「全員が落ち着いてプレーできていた」と振り返る。しっかり球際で競り合い、ボールを奪ってからはロングボールを織り交ぜながら最終ラインの背後を突くようになると、徐々に攻撃に迫力が生まれてくる。前半10分には、この日初めて得たCKのチャンスで先制。瀬藤聖人(2年)がGKの飛び出せない絶妙な位置に蹴り込み、永松恭聖(2年)が頭で合わせネットを揺らした。

 「早い時間帯に先制したことで、パスワークもテンポも良くなり流れができた」と重見柾斗(2年)。永松とともに中盤で自由にポジションチェンジしながら、緩急をつけたパスで試合を組み立て、守備では相手の好機の芽を未然に摘み取った。

 

 大分工業に小さくないダメージを与えて迎えた後半、それまで1トップの位置にいた菊地孔明(2年)のポジションを一つ下げたことで、中盤の構成力が増した。上の学年でも主力として試合に出場していた永松、重見、菊地が並ぶ中盤は、全国高校選手権を経て、大きな成長を遂げていた。「何も言わないでも、どこでパスがほしいのか分かる」(永松)とアイコンタクトでゴールまでのイメージを共有できるようになった。3人のパスワークに周囲も連動した攻撃は厚みを増し、後半7分は中盤でのパスカットから左サイドに展開し、田中脩人(1年)の折り返しを長沢真人(2年)が決めたシーンは流麗だった。同20分には永松のPKで試合を決めた。

 

2年ぶりの優勝を決めた大分

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ