水泳 自分らしい泳ぎで力を出し切る 田中大寛(別府翔青2年)

2018/09/25
  • 新人大会

 高校生スイマーにとって夏から秋はトップシーズン。全国高校総体、ジュニアパンパシフィック大会(8月23~26日、フィジー)、福井しあわせ元気国体など国内外の大会に出場した田中大寛(別府翔青2年)は、最も忙しい夏を過ごした一人だ。「きついけど楽しい。モチベーションが下がることはない」と22日に行われた県高校新人大会に出場し、男子の50m自由形、200m自由形、200m個人メドレーの三つで大会新記録を出した。

 

 身長167㎝と小柄な田中だが、それを長所と捉えている。「体が小さい分、水の抵抗が少ない」と話し、「手足が長い方が有利だが、小柄だから負けると言われるのが一番悔しい。小さいなりに勝てることはある」と負けん気の強さを見せる。天性のバネに加え、高速キック(バタ足)を武器に、常にベストフォームを模索し、加速する。県高校新人大会ではベストコンディションにほど遠かったが、「悪いなりに調整して、そのときのベストが出せるようになった。どんな大会であっても無駄にしたくない」と貪欲に自分の泳ぎを追求する。

 

県新人大会では3種目で大会記録を更新

 

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