新チームの青写真 バスケットボール女子② 藤蔭 伸びしろ十分、プレスディフェンスに磨きをかける【大分県】

2024/03/05
  • 新人大会

 伸びしろを感じさせる選手が多く、エース候補の大神埜乃(1年)は指揮官の想像を超えるプレーで得点源となり、松井二乃葉は1年生ながらキャプテンとしてチームを引っ張る。1年生が主力だが、2年生は精神面で支え、集中して練習できる環境づくり、雰囲気づくりを率先することで、チーム内にポジティブな空気が流れている。大神は「自分の役割に集中できるのは、周りの選手のおかげ」と感謝する。

 

 九州大会では各県3、4位代表と対戦するトーナメントに出場することになる。「レベルの高い相手との対戦はいい経験になるだろうし、4月からは新1年生が入るので競争も激しくなる」と芦川監督。4月の南九州四県対抗選手権、6月の県高校総体に向けて、個人の力を伸ばすとともに、選手の組み合わせやメンバー構成を決める機会となりそうな九州大会だが、選手に気負いはない。大神は「それぞれが持ち味を発揮し、アピールすればいい。九州大会では個人として、チームとして、どれだけできるかを試し、次につながる大会にしたい」と語った。

 

得点源として期待のかかる大神埜乃

 

 

(柚野真也)

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