県高校新人大会 サッカー女子 全国3位の風格漂う柳ケ浦が6連覇 【大分県】

2024/02/09
  • 新人大会

 前半16分に田中莉那(2年)のクロスが直接ゴールに吸い込まれ、先制する。ボールを支配しながらも相手の守備を崩しきれず、追加点を奪えなかった前半だったが、キャプテンの高松芹羽(同)が統率する守備は安定していた。シュートシーンをつくらせず、決定機を与えなかった。後半は前線からの守備の強度を高くし、相手陣内での時間が増え、CKのこぼれ球を江崎悠乃(同)が押し込んで追加点を奪うと、攻撃の手を一気に強め、ゴールラッシュにつなげた。

 

 得意のドリブルで攻撃のアクセントをつけた江崎は、「前半はドタバタとしてしまったが、後半は前線からの守備がはまった。個人的にはゴールに絡めるプレーはできたが、もっと貪欲にゴールを狙いたかった」と話した。17日から開催の九州大会に向けて、「攻撃の組み立ての精度を高め、ゴール前での決定力を高めていく」(糸永監督)。一戦必勝と選手に慢心はないが、いやが応でも九州王者への期待は高まる。

 

6年連続6回目の優勝となった柳ケ浦

 

 

(柚野真也)

 

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