県高校新人大会 アーチェリー 個人戦は大分東明の芦刈隼人、林咲良が優勝 【大分県】

2023/09/20
  • 新人大会

 男子個人で優勝した芦刈は、予選をトップで突破し、決勝トーナメントも危なげなく勝ち上がった。芦刈は「緊張は必ずするので、その中で自分の気持ちをコントロールできるかを考えていた。黄色(的の真ん中)に入ったら自分を褒め、気持ちをいい方向に持っていけた」と勝因を語った。

 

 今夏の全国高校総体の個人戦では5位入賞し、鹿児島国体にも出場する。高校から競技を始めたが、「体幹が強く、軸がブレない。外部コーチの指導を理解し、柔軟に自分のフォームを微調整できる力があった」(佐藤監督)。2年生になってから飛躍的に記録が伸び、全国レベルまで急成長を遂げた。自己ベストが633点の芦刈は「590点から600点をコンスタントに出せるようになりたい」と好不調の波をなくすことに力点を置く。九州新人はレベルが拮抗(きっこう)しており、「誰が勝ってもおかしくない。だからこそ安定した記録を残し、結果につなげたい」と、さらなる高みへ決意を語った。

 

個人男子で優勝した芦刈隼人

 

 

(柚野真也)

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