全国高校野球選手権大分大会 決勝プレビュー 大分商業の監督、主将、キープレーヤーにインタビュー 【大分県】

2023/07/26
  • 高校野球

キャプテン 大道蓮(3年)

 (準決勝の大分は)投手力があるのでロースコアになることは分かっていた。初回で先制点を取り、自分たちの流れを作って戦うことができた。1点ずつ刻むように得点できた。守備もミスなく守ることができた。今日の勝因は、流れを渡さなかったことと、ピッチャーが粘ってくれたこと。感謝している。

(決勝戦の明豊は)中山君、森山君といったいいピッチャーがいる。打撃戦になるので打ち負けないようにしたい。そのために140キロにマシンを設定して練習してきた。先制点を取って流れを作り、守備も自信を持って臨みたい。目標は甲子園で勝つこと。春、甲子園には出たがまだ勝っていない。もう一度甲子園に行くという思いは、大分大会のどのチームよりも強い。甲子園まであと一勝。しっかり勝って甲子園につなげたい。

 

ピッチャー 児玉迅(3年)

 (先発マウンドに立った準決勝を振り返って)緊張した。初回をゼロに抑え、その後も抑えることができたのは良かった。ただ。5回に入って集中力が切れたわけではないが、ボールが抜けた。暑さでの疲れからか、下半身が使えず、着地のときに踏ん張れなかった。そこでランナーを出して、ピンチの場面で(継投した)飯田に任せたのはエースとして責任を果たせなかった。

 (決勝の相手が明豊となったが)昨年の秋の九州地区予選の決勝で投げて負けた相手。1番から9番まで切れ目なく、投手を含めて打ってくるチーム。力むと球質が悪くなるので、打たせて取る気持ちで投げたい。キレのあるストレートが自分の持ち味なので、長所を生かしたピッチングをしたい。明豊を倒さない限り、夏の甲子園はないと思ってここまできた。春夏連続の甲子園出場のために絶対勝つ。

 

 

 

 (阿部里美)

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