県高校総体前特集 バスケットボール女子(1) 頭ひとつ抜けた大分が優勝候補本命

2022/04/27
  • 高校総体

 バスケットボールの夏の高校王者を決める全国高校総体(インターハイ)に向けて、県予選がおよそ1カ月後に控える。大会を前に、3月の県高校新人大会で上位となった実力校の現在地を探る。

 女子の第1回は、昨年末の全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)で全国デビューを飾った大分。今年はインターハイ、ウインターカップのW出場はもちろん、全国で勝てるチームを目指す。

 

■昨年度の主な成績■

県高校新人大会 優勝

全国高校選手権県予選 優勝

県高校総体 準々決勝棄権

 

 ウインターカップに出場した先発メンバーがそのまま残った新チームは、県内では頭ひとつ抜けた存在だ。ただ、コロナ禍で、年明けから全員そろってまとまった練習ができていない。3月の県高校新人大会では練習不足が顕著で、ベストメンバーもそろわなかった。それでも優勝できたのは底力があるということ。

 

 練習や試合ではマスクを着用し、手洗い・うがいを徹底。楠本哲二監督は「マスクをした状態で動くのだから相当な負荷がかかる。外すわけにもいかないから、強度のかからない練習になる。試合でも無理は言えない」と嘆く。ウインターカップを終えて県高校新人大会までを第1期、そこから九州新人大会、4月の南九州四県対抗選手権大会(南九)までを第2期と中期強化プランを考えていたが、「すべての計画が遅れている」。

 

南九でも強さを証明した大分

 

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