夏の主役たちvol.13 アーチェリー女子 メンタルを整え上位目指す大分東明

2021/08/13
  • 高校総体

 6月に開催された県高校総体団体戦で、14年連続24回目の優勝を果たし、全国への切符をつかんだ大分東明。今年は1、2年生のみのチームだが個々のポテンシャルは高く、上位に食い込む可能性を十分に秘めている。

 

 全国大会団体戦に出場するのは、70㍍を打てる3人。小学校でアーチェリーを始めたキャプテンの徳永尚(2年)は、経験が長いだけあり、体の使い方はピカイチ。「点数だけでなく、雰囲気を大事にしたい。点が落ち込んだときは積極的に声を掛けて、盛り立てるのが私の役目」とチームを束ねるキャプテンとして強い覚悟を見せる。成瀬桃子(同)は技術的に未熟な部分もあるが、大会を重ねるごとに着実に力を伸ばしている有望株。成長著しいだけに、大会で化ける可能性もある。そして、チームのキーマンとも言える存在がポイントゲッターの渡辺芽吹(1年)。徳永同様にアーチェリー歴は長く、現在の自己ベストは九州でもトップクラスの620点。県高校総体個人戦では1年生ながら優勝し、大きな注目を集めた。

 

全国高校総体に向けて練習に熱が入る

 

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