女子テニス 福徳学院高校 粘りのラリースタイルで初戦突破目指す

2019/08/01
  • 高校総体

この夏のキープレーヤー

 

河野海来(3年) 

153cm、南大分中学校出身(前所属先はジュニアテニスアカデミーラフ校)

 

 153㌢の小さな体でコートを駆けずり回る。「粘り強くラリーをして、長い試合になれば勝てる」。そう言い切れる強さで勝ち上がった。県高校総体では団体戦に続き、シングルス、ダブルスの三冠に輝いた。流れを変えたいときに集中力を高め、勝機を呼び込む術を知る。

 

 「高校に入って伸びた選手。コツコツと積み上げたスタイルは崩れない。最後まで走りきれる運動量、どんな球も打ち返す技術がある」(曜日監督)。不屈のプレースタイルでチームを引っ張る主将への期待は大きい。

 

 河野は「日に日に緊張感が高まって、いい練習ができた。感謝の気持ちを忘れずに、チームの心を一つにしてベスト8を目指す」と決意。小さな体に闘志を宿し、粘りのプレーと諦めない心でチームを引っ張り、シングルス、ダブルスで好結果を残す覚悟だ。

 

(柚野真也)

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