鹿児島国体 サッカー少年女子 個性派集団が4強入りを目指す 【大分県】

2023/09/17
  • 国体

 週に一度の練習会では、近いポジションの選手に自分の特徴を伝え、徐々にチーム全体で連係を高めていった。最終ラインは高校2年生を中心に形成し、前線は怖いもの知らずの中学3年生を据える。守備の安定感が、中盤のセカンドボールの回収率の高さにつながり、それが攻撃の足がかりとなった。中学3年のFW村上凜果(大分トリニータレディース)は「後ろから指示が出るので動きやすかった。点を取ることに集中できた」と、得点源として結果を残した。

 

 鹿児島国体に向け、強化遠征として関西の強豪高校、大学と試合を重ねる。目標はベスト4以上。園は「それぞれの良さを出せれば勝てる。後ろで試合を組み立て、決定機をつくりたい」と話し、村上は「コンディションはいい。全力プレーで1試合1得点を狙う」と意気込みを語った。

 

3チームで構成された県選抜チーム

 

 

(柚野真也)

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