自転車男女 別府翔青 全力出し切り、全員入賞目指す

2019/03/13
  • 春の全国大会

全国選抜に向けて強化する3つのテーマ

 

・積極的なレースをする

・今後の大会につながる内容にする

・持っている力を出しきる

 

 

 県高校新人大会と九州高校新人大会の結果を評価参考に、男子は学校対抗戦で野末雄太郎、内藤悠真、永井豪、稲毛脩瑛、女子は個人で阿南里奈、羽田野愛花の別府翔青2年生メンバーが全国選抜自転車競技大会(3月21~24日、北九州市など)出場の切符を手に入れた。国体に出場するなど全国でも経験を積んできた選手たちは、全員入賞を目標に調整を続けている。

 

 部員数は男子4人、女子2人と少数ながら、全員が「九州の同級生には負けたくない」という気持ちで切磋琢磨しながら練習に励む。特にこの冬のウエイトトレーニングにより体つきも変わり、昨年以上の好タイムが期待できそうだ。明珍多久雄監督は「走りが良くなってきている。全国選抜大会で良い結果を残すことができれば、インターハイや国体に向けての自信にもなるはず」と、全国選抜大会での好成績と同時に “次につながるレースを”という意識が強い。

 

 自転車競技は力だけでなく、相手との駆け引きや仕掛けるタイミングも問われる。「状況を読み、最善の策を判断しながら積極的に攻めてほしい。全員が持っている力を出し切れば、結果はついてくる」(明珍監督)と期待を込める。

 

 学校対抗に出場する男子は、野末がスプリント、内藤がスクラッチ、永井がポイントレースに出場し、稲毛が控えに回り、合計得点で上位を目指すことになる。レースでは自分との戦いになるが、それぞれが「チームのために」という思いを持ち全力で走り切ることを誓う。

 

 女子は阿南が2㌔インディヴィデュアル・パーシュートとスクラッチ、ロードレース、羽田野が500㍍タイムトライアルとケイリンにそれぞれ個人で出場。阿南は「昨年は同大会で7位入賞だったのでそれ以上を目指したい」、羽田野は「昨年は悔しい思いをした。最後の全国選抜大会なのでリベンジしたい」と抱負を語った。

 

全国選抜に向けて練習に励む

 

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