剣道女子 杵築 先手必勝で22年ぶりの全国選抜大会に挑む

2019/03/07
  • 春の全国大会

この選手に注目

 

宮部葵(2年)

2001年10月20日生まれ、160cm、別府朝日中学校出身

 

 小学校から始めた剣道。きつくてやめたいと思った時期もあったが、「勝つことが楽しさを教えてくれた」と当時を振り返る。勝利を追い求め、中学、高校でも剣道一筋。得意技は面。キャプテンとして、大将として臨んだ全国選抜県予選では優勝の原動力となった。

 「プレッシャーに弱くて、試合ではなかなか実力が出せない」と悩んでいたが、全国選抜県予選では「仲間の応援に後押しされ力を発揮できた」と笑顔を見せる。キャプテンとして、仲間には「自分のためだけじゃなく、チームとして勝つぞという気持ちを忘れずに」と常々伝えているという。堀監督も「宮部はよく声を掛けている。集団で戦うという意識が高い」と信頼を置く。

 「目の前の相手を一戦一戦倒して、戦う」と決意表明。「どこのチームよりも仲がいい」と自負する。そのチーム力を武器に、初の全国で旋風を巻き起こしてほしい。そして、夏の県高校総体では男女でのアベック優勝にも期待したい。

 

 

(冨松智陽)

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