フェンシング男子 別府翔青 経験を自信に初戦突破目指す

2019/03/06
  • 春の全国大会

全国大会に向けての3つのテーマ

 

・ポイントの正確性を上げる

・緊張せずに初戦から全力で戦える気持ちの強さ

・勝利への意識を強く持つ

 

 

 全国高校選抜フェンシング大会ブロック予選(九州大会)団体エペで優勝を果たし、1年ぶりの全国選抜大会(3月22~24日、愛媛県)出場を決めた別府翔青高校男子フェンシング部。キャプテンの小田翔一朗(2年)、植田悠介(2年)、池田遥都(2年)、松井孝介(1年)、三好貫太(1年)が団体メンバーとして全国で戦う。

 

 現在の部員数は8人。小学生の頃からフェンシングを続けている小田以外は高校からフェンシングを始めた。そのためチーム全体の経験の少なさは否めず、大会になると初戦は緊張で思うような動きができないことが多いという。「1回戦からいかに緊張せず、本来の力を出せるかが勝負。その力を付けなければ全国では勝てない」と日名子聖也監督はメンタル面の強化を課題に挙げる。

 

 課題克服の一つとして、各地で開催される大会に積極的に参加した。多くの相手と対戦することで経験を重ねた。相手との駆け引きや距離感が勝敗につながるフェンシングでは、経験値の高さが重要。実戦経験が多いほど試合展開や勝負どころが分かるようになり、正確なポイントに結びつく。団体戦では一人ひとりが確実にポイントを奪うことが勝利へのカギとなる。

 

 また、1試合3分間を全力で戦える筋力や体力を身に付けるためにサーキットトレーニングを取り入れるなど、体づくりにも余念がない。選手一人ひとりが自身の課題を明確にし、全国大会までに課題克服に向けた調整を続けている。

 

部員8人だが短所を補い合い全国大会出場を決めた

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