ボート 男子2種目で全国選抜の出場権を得た日田三隈

2018/11/25
  • 春の全国大会

 かじ付きクォドルプルで全国選抜大会への出場権を得た武石虎己(2年)は、「予選から決勝まで全員が持てる力を出し切った。ギリギリの試合をして結果を残せたのは自信になる」と振り返る。

 

 九州高校新人大会の決勝では、全国大会に出場できる3位争いはゴールまでもつれた。琴谷拓朗(2年)は「ラスト250㍍は気合で漕ぎきった。みんなの勝ちたい思いが艇を進ませた」と話し、藤井健吾(2年)も「これまでの練習の成果を出せて良かった」と結果に満足する。

 

 ただ、出場権を得た女子のかじ付きクォドルプル同様に、全国選抜大会で誰が出場するかは分からない。林監督は「九州大会で出場権を得たメンバーが、そのまま全国大会に出場するわけではない。1年生はこれから急激に伸びる。2年生もうかうかしていられない。力のある5人を選ぶ」と競争を促す。

 

 冬場は陸上での筋力トレーニングだけではなく、水上でのトレーニングも行う。「いよいよ来たという感じ。寒さとキツさを乗り越えて精神面と体力をレベルアップしたい」と武石。来春の全国選抜大会、夏の全国高校総体での活躍を思い描く。

 

全国選抜の出場権を得たかじ付きクォドルプルのメンバー

 

(柚野真也)

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