全国高校選抜大会 ソフトボール女子 初戦敗退も確かな手応えをつかんだ日本文理大学付属 【大分県】

2024/03/22
  • 春の全国大会

 女子ソフトボールの全国高校選抜大会に出場した日本文理大付属。昨年のベスト8が今大会の目標だったが、初戦で惜敗した。序盤にリードし、先行逃げ切りの得意の形に持ち込んだが、終盤に逆転を許した。宝珠山豊彦監督は「少人数でよく頑張った。中押しできれば勝つチャンスはあっただけに残念」と悔しがったが、全国舞台を経験したことが収穫と語った。

 

 昨年は絶対的なエースがいて、不動の4番打者が核となった。新チームは2年生が7人、1年生が5人と少なく、飛び抜けた選手がいない。キャプテンの米田優花(2年)は「団結力で勝負できるチームを目指している」と、練習から大きな声を出して、楽しく練習ができるようにと雰囲気づくりに力を注ぐ。キャプテンの前向きな姿勢はチームメートに伝染し、昨年10月の県高校新人大会で結実した。前評判は決して高くなかったが、準決勝の大分西戦で7-0で勝利すると、勢いそのままに決勝でも昭和学園に7-1で勝ち、2年連続2回目の優勝を決めた。

 

エースで4番の亀田浬響

 

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