全国高校選抜大会 ソフトテニス女子 過去最高の8強超えを目指す大分商業 【大分県】

2024/03/02
  • 春の全国大会

 チームをけん引するのは、昨年の鹿児島国体に出場したキャプテンの小橋愛菜(2年)。「技術力が高く、コートを俯瞰(ふかん)して見る力がある」と高橋監督が期待を寄せる選手の一人だ。小橋とペアを組む内藤彩音(同)も、経験を重ねるほどにプレーの幅が広がり、積極的な姿勢で得点を狙う。2人は1年次から全国高校総体出場の経験もあり、高い経験値がチームの力になることは間違いない。また、小橋・内藤ペアと同じく九州大会で全勝して優勝に貢献した小野友梨香・衛藤こころペア(いずれも2年)の活躍にも期待できる。

 

 学年の垣根を超えたチームワークの良さが強みだが、実力次第でメンバーの入れ替えがあることから、良きライバルとして高め合うことで、「チーム大商」としてさらに力をつけている。屋外で実施する夏の大会とは異なり、全国選抜大会は屋内で行なわれるため、両方の環境で練習をしながら調整を重ねる。「過去最高成績が全国高校総体でのベスト8なので、それ以上が目標。持っている技術をしっかり発揮できれば、目標達成は夢ではない」と高橋監督。自分に打ち勝つ力や味方を信じる力を身に付け、過去最高成績を狙う。

 

九州王者として全国選抜に乗り込む

 

 

(黒木ゆか)

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