剣道男子 日本一連覇に向けて仕上がり上々の明豊 【大分県】

2023/03/07
  • 春の全国大会

 2月の九州高校選抜大会の団体戦は決勝トーナメント1回戦で敗れたが、個人戦で杉本駿太(2年)が優勝し、境が3位と結果を残した。背筋がピンと伸び、凛としたたたずまいで、面を主体とする正統派の剣道を掲げる明豊スタイルを体現する杉本は、技の幅が広く、ポイントゲッターとなる。気持ちの強さが前面に出る境はチームを勢いづかせるだけでなく、団体戦では中堅を任せられることが多いが、戦況に応じた柔軟な剣道ができる。団体戦ではこの2人を軸とし、好調な選手が試合に出ることになる。

 

 2年生11人、1年生11人が向上心を持って稽古に打ち込んでいる。岩本総監督は「全国を見渡せば抜きんでたチームはいないので、どこにもチャンスがある。個々のスキルを見直し、技を増やしたい」と、大会までにもう一段階、選手の成長を促す。境は「最後は勝ちたい思い、気迫のあるチームが勝つ。全員の気持ちを一つにして大会に臨みたい」と話した。

 

部員全員の力を結集して日本一連覇を目指す

 

 

(柚野真也)

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