自転車女子 全国高校選抜スクラッチで8位の是永ゆうき(日出総合3年)、ぶっちぎりで優勝できる力を付けたい

2021/04/06
  • 春の全国大会

 「課題が見つかった大会となった」。自転車の全国高校選抜大会の女子スクラッチで8位入賞となった是永ゆうき(3年)は、初めての大舞台を経験して自分の現在地を確認できたという。地元開催となったロードレースでは完走できなかった悔しさもあり、「出だしが悪い。スタートの強化に取り組みたい」との言葉に力がこもる。

 

 小学4年から3年間を野球、中学の3年間をソフトボールに情熱を注いだ是永は、高校入学を機に興味のあった自転車に転向する。「すべての責任が自分にかかる個人競技で、どれだけ結果を出せるか試したかった」。女子部員は2学年上に先輩がいたが、今は是永のみ。昨年1年間は男子と同じメニューを必死にこなした。「男子に付いていけば女子でトップになれる。ちぎられない(引き離されない)ように必死で付いていった」。

 

全国選抜ではスクラッチとロードレースに出場した是永ゆうき

 

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