ソフトテニス女子 6年ぶりの全国選抜、初戦突破を目指す大分商業

2021/03/21
  • 春の全国大会

 1月に行われた九州地区予選会の第5代表決定戦で勝利し、6年ぶり3回目の全国高校選抜大会への切符をつかんだ大分商業女子ソフトテニス部。同校で22年間指導してきた佐藤光晴監督は「練習不足で調子が万全ではなかったが頑張ってくれた」と振り返る。

 

 11月の県高校新人大会では団体戦で準優勝。「優勝して九州大会へ」という目標と、それを達成できる実力への期待が大きかっただけに悔しい結果ではあった。しかし個人戦ではベスト8をほぼ独占。「全員が試合に出たいという気持ちで切磋琢磨(せっさたくま)している」(佐藤監督)と、実力が拮抗(きっこう)した選手たちがライバル心を持ち、チーム力は着実にレベルアップし続けている。

 

 安定感のある戦いぶりでチームに勢いをもたらす江藤海羽(2年)と藤沢詩乃(1年)ペアを筆頭に、佐藤監督が「5、6番手でも技術は高い」と話すように、選手層の厚さが強みだ。全国高校選抜大会で納得の結果を残し、夏の全国高校総体に向けて個の力を集結しチーム一体となって、これまで達成できていない“初戦の壁”を打ち破る目標を目指す。

 

全国高校選抜に向けて調子は上々

 

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