空手道男子 成長した大分南、予選突破が目標

2021/03/20
  • 春の全国大会

 高橋監督は「全国的に見れば実力はまだまだだが、冬を越えて体力も付いた。簡単に負けるチームではない」と話す。予選突破を目指すために必要なことは会場の雰囲気にのまれず、一人一人が力を出し切ること。練習では常に本番をイメージし、選手たちは「これで取れるか」「勝負の分かれ目に立ったときにどうすればいいか」などを考えながら技を繰り出す。“なんとなく”や“多分”という思い込みではなく、“なぜ”その結果になったのか客観的に自己評価を下すことが成長につながるという。

 

 「固くなったら終わり。大会を楽しむ気持ちも忘れないでほしい」と高橋監督。今大会は新型コロナウイルスの影響で様々な制約が付く。会場に入れない時間も多く、ぶっつけ本番に近い状況で戦うことを余儀なくされる。そういった通常とは違う環境に翻弄(ほんろう)されず、落ち着いて試合を楽しむ気持ちが勝利への最後の一押しとなる。

 チームのまとめ役となる竹尾の好きな言葉は「団結」。コロナ禍でも大会が開催されることに感謝しながら、チーム一丸となって一戦一戦確実に勝利を目指す。

 

全国選抜大会では予選突破を目指す

 

 

(甲斐理恵)

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