全国高校駅伝 東明 男女とも表彰台を狙える力あり

2018/12/18
  • 冬の全国大会

 全国高校駅伝に出場する東明は、11月の九州高校駅伝競走大会で男女それぞれ2位となり、順調な仕上がりを見せている。井上浩監督は「九州大会はあくまでも全国へのシミュレーション。県予選と選手やオーダーを代えて試したいことはできた。男子は気負いすぎて3連覇を逃した悔しさを生かせばいいし、女子は過去最高の順位となり弾みがついた」と課題と収穫を口にした。

 

男子は悔しさをバネにリベンジへ

 

 男子は昨年の全国高校駅伝で1秒差の4位で表彰台(3位以内)を逃した。キャプテンの塩田祥梧(3年)は「先輩の本当に悔しそうな姿を見たし、自分自身は全国の舞台で走れなかった悔しさを忘れずに、この1年間はリベンジのための練習をしてきた」と全国大会への強い気持ちを示す。

 

 チームの中心は今夏の全国高校総体1500㍍、5000㍍で2冠を達成したべヌエル・モゲニ(3年)。「昨年の3区で10人抜きした実績があり、昨年以上の活躍が期待できる。べヌエルをどの区間で走らせるかがポイントになる。そこでトップを狙いたい」と井上監督。圧倒的なエースの存在は大きく、昨年の全国大会に出場した熊谷奨(3年)、遠入剛(2年)の経験者に塩田や伸び盛りの庭瀬俊輝(1年)らが期待通りの走りをすれば、表彰台は実現可能な目標となる。

 

 全国の強豪校もコンディションを上げており、「上位に差はない。どれだけ最後まで粘って勝負できるか。そのためには大会ギリギリまで調子のいい選手を見極め、隙のないオーダーで挑む」(井上監督)。

今年は表彰台が目標となる東明男子

 

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