冬の主役たち 弓道女子 古城遥(日田2年)が全国大会でも全的中狙う 【大分県】
2024/12/08
- 冬の全国大会
弓道を始めたのは高校からだが、筋は良かった。半年後の県高校新人大会では個人入賞し、今夏の全国高校総体では団体戦に出場した。開眼したのは高校1年の九州新人だった。初めて皆中したときの最後の一射の感覚は、今でも忘れないという。「これを射抜けば皆中になるという緊張感と当たったときのうれしさは、これまでの人生で経験したことのないものだった」。あの日から古城にとって皆中は特別なものであり、自身の好不調のバロメーターとなった
今月25日から3日間の全国高校選抜大会は個人と団体で出場する。目標は「団体では8位以内の入賞、個人はいい記録が出ればいいなと思う」と控えめだが、もちろん皆中を狙う。九州の「パーフェクト・ヒューマン」が、全国でもその力を見せつけるはずだ。
全国選抜でも皆中を狙う
(柚野真也)