3年生、冬物語(4) サッカー女子 学校史上最高の全国3位に輝いた柳ケ浦 【大分県】

2024/01/23
  • 冬の全国大会

 準々決勝の修徳(東京)戦では80分で決着がつかなかったが、PK戦で5人が全てゴールして、初めての準決勝進出を果たす。PKで5人目のキッカーとなった松岡優空は「緊張したけど外すイメージは全くなかった。今大会の3年生13人は、まとまっていた。試合に出られない選手が相手を分析してくれ、それがハマった」と振り返る。

 

 準決勝は、十文字(東京)に0-2で敗戦。ほとんどの選手が「悔しい思いの方が強い」と、決勝の景色を見られなかったことを悔やんだ。個性豊かな3年生は、ぶつかり合いながらも支え合い、助け合った。最上級生となり、新チームになった1年前は「柳ケ浦の史上最弱チーム」と言われていたが、「サッカーに向き合う姿勢を正し、人間力を高めたことでここまで戦うことができた」と重松。「このチームでサッカーができたことで成長できた」(浜田)、「柳ケ浦で過ごした3年間は、次のカテゴリーに行っても必ず役立つ」(松岡)と、新たな歴史をつくった誇りを胸に、それぞれ次のステージに旅立つ。

 

3年生13人の結束力で全国3位を成し遂げた

 

 

(柚野真也)

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