ウインターカップ県予選特集 バスケ男子⑤ 結果も内容も上向きの別府鶴見丘が下克上狙う

2020/10/20
  • 冬の全国大会

 これまではスピードが特徴的なチームだったか、身長180㌢台の2年生も成長していることから、例年に比べて高さも武器になりそうだ。3年生で唯一、冬の大会に向けて残留を決めたエースの北侑真は、「チームで一番、バスケに対する強い思いを持っている」と、堀監督は彼の最後の大会に懸ける熱い気持ちに期待を寄せている。

 

 北は「自分の武器であるスピードを最大限発揮して、県総体の悔しさを晴らしたい」と高校生活最後の大会に照準を合わせる。また、北を支え、リーダーシップでチームを牽引する城井陽翔(2年)も、「アシストやパスでみんなを生かしたい」と、ポイントガードとしての役割を自覚し、試合を組み立てる。飛び抜けた技術を持つ選手がいないからこそ、誰がキーマンになってもおかしくない。チームが一丸となり、それぞれの最高のパフォーマンスで強豪に挑む。

 

 堀監督は同校の卒業生でもあり、今年度で退職を迎える。堀監督にとっても最後の1年となる今年は、思うような練習ができず困難の多い年になってしまったが、監督も選手も特別な思いを持ち最高の舞台に向けて、最後の一秒まで全力を尽くす。

 

全力プレーで上位を目指す

 

 

(黒木ゆか)

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