バサジィ大分・バレー 少数精鋭で天皇杯・皇后杯出場を目指す

2022/09/01
  • バサジィ大分

 二つの大会を終えた8月はクラブカップでの反省を生かし、シチュエーションを想定した練習で課題を克服した。トレーナーによるコンディションを整えるトレーニングも順調で、選手の動きはいい。ただ、8人の少数精鋭のため交代メンバーは少なく、一人一人の負担は大きい。さらにクラブ設立当初からチームを引っ張る古原加奈がクラブカップで負傷し、長期離脱を強いられた。豊島監督は「厳しい状況ではあるが、残ったメンバーでやるしかない」と弱音を吐くことはない。

 

 天皇杯・皇后杯全日本選手権大会九州ブロック突破は難しいノルマとなるが、「1試合でも多く試合をして、次につながる課題が見つかればいい。選手は数少ない中で真剣にバレーボールと向き合い、練習に取り組んでいる」(豊島監督)。粘り強くつなぎ続け、守備から活路を見いだし、勝利を目指す。

 

県代表として天皇杯・皇后杯全日本選手権大会九州ブロックに臨む

 

 

(柚野真也)

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