オリンピアンが指導 フェンシング体験教室

2018/03/07
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 フェンシングの精神は、「礼に始まり礼に終わる」日本の武道に通じるところがある。「実際にフェンシングの試合も始まりと終わりに『ラッサンブレ、サリューエ(気をつけ、礼)』と挨拶をする。スポーツを通して礼儀作法を学ばせたいという理由から、子どもにフェンシングを習わせる人も多い」(冨田)という。

 

 「必要なのはフェンシングを好きになってもらうこと」と話す千田は、中学からフェンシングを始めてロンドンオリンピックでフルーレ団体銀メダルを手にした。「大分県は小学校から高校まで、ハード面や指導者など競技環境が整っている。行政のバックアップもあり、世界を目指せる」と未来のフェンサー(選手)の躍進を心待ちにしていた。

 

「大分県は競技環境が整っている」と話す千田健太

 

(柚野真也) 

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