南九州四県対抗バスケットボール選手権県予選 成熟度を高めた柳ケ浦が優勝 【大分県】

2024/04/19
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 春休み中は遠征が続き、疲れがピークの中で戦った今大会で、しっかりと勝ち切れたことが大きな収穫に。最後まで集中力を切らさず、一つ一つのプレーへの執着も垣間見えた。しかし、「(別府溝部学園に)70点は取られ過ぎた。もっとディフェンスを強化しなければいけない」(中村監督)と、さらなる高みを目指す。

 

 中心メンバーは1、2年時から活躍してきた選手が多く経験豊富。中村監督は「試合に出られなかった卒業生の思いを背負って戦ってほしい」と常々言葉にして、意識を高めている。また、ベンチやスタンドからの絶え間ない声援も、チームに大きな力を与える。「全国を見据えているからには、高いレベルを要求していく」という監督の期待を胸に、一人一人がコートに立つ責任感を持って戦い続ける。

 

 持ち味である守備とリバウンドをさらに強化できれば、個人技と高さを生かした得点も伸びてくる。「セカンドチャンスにつながるリバウンド力も強化したい」(中村監督)と、具体的な課題も見えた今大会。日々チームワークを高めながら、県内負けなしで全国高校総体と全国高校選手権大会(ウインターカップ)を狙う。

 

今年は県内負けなしで全国を目指す

 

 

(黒木ゆか)

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