スター候補生インタビュー(2) 野球 三代祥貴(大分商業高校3年)「球界を代表するスラッガーになる」

2022/01/02
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Q:高校3年間で得たことは?

 大分商業は、練習から自主性が問われます。強く強制されることはないので、普段から意識を高く持ってないと成長しないし、努力を続けなければ周りに置いていかれる。ランニングやキャッチボールから、やることの意味や自分はどうなりたいのかを考えて行動することの大切さを学びました。

 

Q:思い出に残っている試合や大会は?

 一つは、高校2年のときの甲子園(高校野球交流試合)です。一度しか立てなかったので思い出深いです。二つ目は、高校3年の夏の甲子園県予選、準々決勝で負けた藤蔭戦。11回に勝ち越して、勝った雰囲気になって、浮ついた気持ちを抑えきれなかった。あのときにキャプテンとして声を掛け、引き締めなければいけなかったところで言葉が足りなかった。自分が甘かったと思います。あの悔しさは忘れることができません。

 

Q:これまで指導者や先輩にアドバイスを受け、心に残っている出来事や言葉などはありますか?

 兄の行動です。結果が出なくて苦しんでいたとき、帰宅して夜10時を過ぎても素振りをしていました。苦しいときこそ練習をする。その姿を見ていたから自分も努力できました。3人兄弟の最後の砦(とりで)として、2人がかなえられなかったプロの道に進めるチャンスを得たので、結果を出したいです。

 

Q:どんな選手になりたいですか?

 柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)のようにスイングだけでも見ている人を喜ばせ、夢を与えられる選手になりたいです。自分の持ち味はパワー。(最速154キロの)スイングスピードと打球の飛距離をアピールして、1年で支配下登録選手になり、1軍で活躍して球界を代表するホームランバッターを目指します。

 

登録支配下選手になることが今年の目標となる

 

 

(柚野真也)

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