県高校新人バレーボール大会男子 優勝を逃すも課題が明確になった大分南

2019/02/04
  • 新人大会

 安定したプレーでチームをけん引したリベロで新キャプテンの森田元希(2年)は「うちには向こう(別府鶴見丘)のような絶対的なエースがいない。全員でやっていかないといけないのに今日はミスが多く、自分たちから崩れてしまった。プレー以外のところでもみんなを引っ張って勝利を目指したい」と気持ちを新たに、打倒鶴見丘を誓った。

 

 別府鶴見丘と対峙すると、高さとパワーで分が悪い大分南。今年は後藤のような突出した選手がいない分、2枚攻撃のバリエーションや粘り、テクニック、機動力をどこまで鍛えられるかが勝利の鍵となる。柿原茂徳監督は「新チーム一発目の戦いとしてはまずまず。課題もきちんと見えた。あとは練習あるのみ。基礎からきっちりとトレーニングしていきたい」と冷静に語った。

 

 負けはしたが1、2年生がそれぞれの役割を認識し、選手層の厚さを見せた大分南。今後の飛躍に期待したい。

 

選手層の厚い大分南の躍進はこれからだ

 

(甲斐理恵)

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