水泳 勝負は来夏、ひと冬で飛躍の礎を築く 高野二葉(佐伯鶴城2年)

2018/10/10
  • 新人大会

 

 高校1年の時は、大会前に体調を崩すことが多く、自身のコンディションをピークに持っていくことができなかった。「安定してタイムを出せるようになりたい」と、後半にタイムが落ちないように得意のキックを磨いた。足首の関節の可動範囲を広げ、筋力をつけ、体幹を鍛えた。地道な練習を苦にせず、「練習を真面目に取り組む前向きな性格が記録を伸ばした」と下城監督。

 

 2年生になり、冬場の泳ぎ込みが実を結んだ。6月の県高校総体では50m、100mの個人種目で2冠、リレー3種目で3冠と出場した全種目で優勝した。「タイムが悪いときはへこむけど、これまでの練習は間違っていないと思えるようになった」と自信を深めた。「来年は(表彰台で)一番高いところを目指したい」と、昨年同様に冬場の練習でさらなる飛躍に向けて体づくりをする。彼女にとって県高校新人大会は通過点に過ぎない。勝負は来年の夏だ!

 

全国大会で優勝を目指す高野二葉

 

(柚野真也)

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