水泳 自分らしい泳ぎで力を出し切る 田中大寛(別府翔青2年)

2018/09/25
  • 新人大会

 ジュニアパンパシフィック大会で、周りの選手の向上心の高さに刺激を受けた。100m自由形で自己ベストの50秒68をマークしたとき、「ワンランク上にいけた」と手応えを感じて帰国した。「レース毎にルーティンを変えることも必要で、会場の雰囲気を楽しみ、自分(の気持ち)をのせることで力を引き出せることが分かった。どんな状況でも力を出し切る大切さが分かった」と言うように、一皮むけた。

 

 「まだまだ大会は残っている。来年につながる結果を出し、課題を見つけて冬に強化したい」。田中にとって今年は大きな目標に向かっての通過点に過ぎない。「世界で戦える選手になりたい。その過程で2020年の東京オリンピックを狙える位置にいたい」。世界大会を経験した小柄なスイマーは、世界との距離も自覚している。

 

世界で戦うことを目標とする田中大寛

 

(柚野真也)

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