県高校新人大会 バスケットボール男子 九州大会出場の大分豊府がワンランク上のチームを目指す 【大分県】

2023/03/29
  • 新人大会

 これまで攻撃は単発だったが、川谷治之監督は「試合を重ねるごとに、それぞれの持ち味を理解してきた。連係がうまくいき、攻撃に厚みが出るようになった」とチームの成長を感じている。進学校であるため練習時間が限られ、監督が直接指導できない日も多いが、井上が中心となり選手たちで練習メニューを考えることで自主性が高まった。またミーティングを頻繁に設けて問題点を見つけ練習に落とし込む。コミュニケーションを大事にしながら一体感を生み出している。

 

 九州大会後はチーム全体の向上心が高くなり、練習ではレベルの高いチームとの対戦を意識して、一つ一つのプレー強度、正確性にこだわるようになった。4月9日から始まる九州四県対抗選手権大会県予選では、第4シードとなったが挑戦者であることに変わりはない。九州の強豪校との再戦を待ち望み、4強入りを目指す。井上は「まずは県予選でしっかり勝ち上がり、勢いをつけたい」と話し、池部は「僕たちは小さいのでみんなでリバウンドを取り、一体感を持って戦いたい」と意気込みを語った。

 

インサイドプレーで得点する池部優斗

 

 

(柚野真也)

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