県高校新人大会 バレーボール 男子は大分工業、女子は東九州龍谷が優勝 【大分県】

2023/01/24
  • 新人大会

 大分工業は準決勝の別府鶴見丘、決勝の大分南と、いずれもフルセットまでもつれたが粘り強さを発揮し、4連覇を達成した。キャプテンの田中奏聖(2年)は「ブロックからのレシーブが機能した。リードされても全員が諦めなかったし、ボールを落とさないバレーができた」と胸を張る。

 

 東龍同様に、大会まで短期間での調整を余儀なくされたが、「自分たちができることに焦点を当てた」と江崎裕之監督。全員でパスをつなぎ、エースの小野太聖(同)に託す。このシンプルなスタイルが功を奏した。小野への負担は大きかったが、「全部決めるつもりだった」と強烈なスパイクを打ち込み、後衛に回ってもバックアタックで得点を量産した。現時点の力を全て出し切ったことでつかんだ優勝は、チームに自信を与えた。田中も小野も「(100点満点中)90点」と笑顔で評価した。

 

4年連続27回目の優勝となった大分工業

 

 

(柚野真也)

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