県高校新人大会 バレーボール女子 盤石の東龍が圧倒、39連覇達成

2022/03/30
  • 新人大会

 選手は監督の起用に応え、それぞれが決められた役割を全うした。今大会ではブロックポイントが増え、安定したレシーブにもつながった。飯山は「攻撃に集中しやすくなり、持ち味を発揮できるようになった」と点取り屋としての性能を発揮した。どの試合でも序盤の前衛のローテーションで強烈なスパイクを打ち込み、連続得点でチームに勢いを与えた。得点後は、「全員でコート中央に集まって派手なガッツポーズで盛り上がる。チームに一体感が出て、みんなで戦っている感じをつくれた」とキャプテンとして雰囲気づくりにも気を配っている。

 

 飯山は「新チームは明るく、それぞれが声を出す。常に日本一になるために、練習から『毎日が最高』となるように取り組めている」と胸を張る。日本一に向けて、新チームは好発進。相原監督は「高さを重視すると動きが重くなる。まだまだ目指すスピードに到達していないが、選手それぞれの持ち味を引き出していきたい」と、4月から新1年生の戦力を加え、3週間後の全九州総合選手権大会の県予選に向けて、新たなスタイルを思考している。

 

39連覇達成した東九州龍谷

 

 

(柚野真也)

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