県高校新人大会 バスケ男子 柳ケ浦が7年ぶり4回目V、新チームは県内無敗を目指す

2021/02/10
  • 新人大会

 ウインターカップに敗れたのが昨年12月24日。翌日の夕方には学校の最寄駅に着くと体育館に集合して、新チームの初練習が始まった。木原は「まさか練習するとは思わなかったが、不甲斐ない試合をしてしまったので、新チームのスタートとしては良かったと思う」と振り返る。熱の入った練習は年末まで続き、オフを挟むことなく年始から練習を再開。中村誠監督は「ウインターカップで大きな代償を払った。油断があったわけではないが、これでいいと思ったことが通用しなかった」と3年ぶりの全国舞台で、全国の強豪校との差を痛感した。

 

 ただ、コートで悔しい思いを経験した選手が今もチームにいる。「前チームの先発メンバーの4人が残っているのはアドバンテージ。全国で大きな宿題を持ち帰った。全国で勝つために意識を変え、守備の強度も攻撃のバリエーションも増やしたい」と中村監督。宿題の答え合わせは7月の全国高校総体(インターハイ)となる。そのためには県王者であり続けなければいけない。木原は「県新人大会で失点が多かったのは修正しなければいけない。県内無敗でインターハイ、ウインターカップにつなげたい。楽しんでバスケができているし、トリッキーなプレーで盛り上げたい」と、さらなる高みへ決意を語った。

 

今年は県内無敗で全国を目指す柳ケ浦

 

 

(柚野真也)

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