全九州高校大会 自転車で生野優翔(日出総合)が県新記録V

2019/06/22
  • 高校総体

 女子は3月の全国高校選抜大会でスクラッチで4位入賞した阿南が、同種目で3位、得意のロードで準優勝し、全国高校総体に向け弾みをつけた。高校から自転車競技を始めた阿南は、スクラッチのレース中に初めて落車に巻き込まれそうになった。「少し後方だったがすごい音がして心臓がバクバクした」と動揺するも、気持ちを切り替えレースに集中し完走した。

 

 スタミナは無尽蔵だが、スピードが課題だった。昨冬から筋力トレーニングに熱心に取り組み、男子選手と一緒に走ることで走力を鍛えた。「徐々にだが練習の成果は出ていると思う」と手応えを感じて迎えた今大会、ロードでは先頭集団のスピード勝負に気後れすることなく追走し、得意の登りで力を発揮し2位でフィニッシュした。「インターハイ(全国高校総体)では結果にこだわりたい」と言い、次の試合を見据えた。

 

 

ロードレースで準優勝、スクラッチで3位の阿南里奈(前から2番目)

 

(柚野真也)

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