県高校総体直前特集 バスケットボール男子① いま注目すべき選手の気になるライバル

2019/04/25
  • 高校総体

 

ザリメンヤ カトウ フセイン(別府溝部学園2年)

センター、205cm、95kg、カンパラ・セカンダリースクール出身(ウガンダ共和国)

 

 205cmの長身、それこそが武器だ。打点の高いシュートやリバウンドからのロングスロー、時には豪快なダンクシュートで決めるなど迫力あるプレーを見せる。昨冬にウインターカップに出場し、追われる立場になった今、フセインの高さにどう太刀打ちするか、対戦相手のマークは厳しくなるばかり。

 南九州四県対抗バスケ選手権大会県予選では、外からのシュートを積極的に打つなど、プレースタイルの幅が広がっていることを見せつけた。「インサイドプレーは絶対に外せない」と強い体づくりにも励んでいる。これまで相手の徹底マークにいらだちを見せることもあったが、チームメイトが声を掛け、落ち着いてプレーに集中できるようになった。ディフェンスファウルの多さや最後まで戦う集中力を身につけることを課題としていたが「今大会はディフェンスも頑張れたと思う」と振り返った。

 

気になるライバルは? 

自分自身

 同じポジションの選手や高さのある選手は意識するけど、一番のライバルは自分自身。集中力、ディフェンス、インサイドプレーなど、まだまだ努力しなければならないことは多い。目標はウインターカップベスト8以上なので、その目標を達成するために辛い練習もチームメートと一緒に乗り越えて、どの試合も全力で戦っていきたい。

 

(黒木ゆか)

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