2018県高校総体レポート(陸上競技・男女)注目選手

2018/06/24
  • 高校総体

未知なる4m越えに挑む

 

乙津彩乃(大分西高校3年)

2000年6月1日生まれ、163cm、稙田南中学校出身

 

 

 全九州高校大会の陸上競技北九州地区予選では、女子棒高跳びで4人の選手が大会記録を更新するハイレベルな争いとなった。昨年までの記録保持者であった乙津は自身の記録を破り、3m80で準優勝となった。

 この日は3m40から跳躍をスタートし、「最初は助走が安定せず、いつもと違う感覚だった」。助走が安定してきたのは3m70へのチャレンジが始まってからで、「跳べる!」という感触があったという。見事に1回目の跳躍でクリア。バーの高さが3m80に上がると、福岡・中間高校の台信愛(2年)、チームメイトの山本亜希(3年)と3人での決戦となり、乙津は3回目の跳躍に成功したが、1回目で成功した台信に優勝の座を譲ることとなった。

 「自己ベストを出し、大会記録更新はうれしいけど悔しさが残る」。

 インターハイでの目標は、まず3m80までを1回目でクリアすること。そして4mを跳び、有終の美を飾ると力強く語った。

 

 

(冨松智陽)

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