2018県高校総体レポート(自転車競技・女子)注目選手

2018/05/25
  • 高校総体

伸び盛りの大型スプリンター

 

羽田野愛花(別府翔青高校2年)

 

 

 脚力を生かした力強い走りでスプリント種目の優勝を手にした羽田野愛花。伸び盛りの高校2年生は自転車競技を始めて1年余りだが、試合に出場するたびに自己ベストを更新する。「練習した分だけ伸びる」と日頃から重いギアを速く回すことに力点を置き、スピード強化に余念がない。

 小学4年から始めたバスケットボールによって培われた基礎体力は高い。ハンドルを引きつける上半身の筋力もあり、身長166cmの恵まれた体型はスプリント向き。ただ、経験不足のため、より繊細な作戦と瞬時に判断できる能力、駆け引きは勉強中。「スタートが下手なので練習するしかない」と弱点を克服し、さらなる飛躍を誓う。「自転車はスピードが凄い。自分の体だけでは出せないスピードに乗ったときの爽快感がたまらない」と体感したことのないスピードを追い求め、競輪選手になることを夢見る。

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ