県高校総体の前哨戦 東龍が磐石の強さを見せる

2018/04/23
  • 高校総体

 臼杵高校は2月の県高校新人大会に続き準優勝となったが、主力選手がけがで出場できないなか新1年生が奮闘した。準決勝の国東戦では1セット目を先取され、2セット目も常にリードされる展開が続いたが、驚異の粘りをみせて逆転勝利に結びつけた。県中学選抜で活躍した金子沙耶、河野夏希ら1年生が先発でコートに立ち、接戦を制し、全国屈指の強豪校である東龍と対戦できたのは大きな財産となるはずだ。

 東龍に続く、臼杵、大分商業、国東の2位争いの顔ぶれは今回も変わらなかったが、どのチームも県高校総体に向けて仕上がりは順調だった。

 

 男子は大分南高校が着実に力をつけている。別府鶴見丘との決勝戦は2-1で敗れたが、2セットともデュースまでもつれる大接戦となった。女子の臼杵同様に県中学選抜で活躍した選手が新戦力として加わり、チームの底上げが順調だ。県高校総体では9年連続優勝の別府鶴見丘の牙城を崩せるかに注目が集まりそうだ。

 

1年生が貴重な経験を積んだ臼杵

 

(柚野真也)

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