九州高校体育大会 テニス男子 地元の声援に後押しされ、連覇を達成した大分舞鶴 【大分県】

2023/06/21
  • 高校総体

 最後の大会で日本一を目指す3年生の思いを知る2年生は勢いがあった。県高校総体のシングルスで優勝した松永朔太郎と準優勝の渡辺脩真は、ペアを組む個人ダブルスでも優勝。超攻撃型の松永と粘り強いラリーを得意とする渡辺、タイプの異なる2人だが、シングルスとダブルスの両方でその実力を発揮している。九州高校体育大会では個人ダブルスで準優勝し、団体戦ではポイントゲッターとなった。個人シングルス、ダブルス、団体の3種目に出場する全国高校総体では、「日本一になるまで負ける気はない」と強気のテニスで頂点を目指す。

 

 「絶対的なエースはいないが5人全員が戦力」と語る宇野監督は、全国高校総体でもメンバーを入れ替えるつもりだ。「ぜいたくな悩み」と笑うも、大会直前まで選手の競争意識を高めていく。昨年に続き九州王者として臨む全国高校総体だが、「気負わず、一つ一つチャレンジしたい」と悲願の日本一に向けて慢心はない。

 

日本一を目指す大分舞鶴

 

 

(柚野真也)

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