県高校総体前特集 バスケットボール男子(2) 揺るがぬ基礎に高い柱が加わり、スケールの大きなチームとなる柳ケ浦

2022/05/03
  • 高校総体

 敗戦から厳しさを追求し、日頃の練習から甘さを捨てたチームは、揺るぎない土台を築いた。その土台に4月から身長2mを超すセネガルからの留学生が加わった上、各ポジションには180cm後半の1年生がそろう。中村監督は「高さが加わってもベースとなる部分は変わらないが、面白いチームになる」とニヤリと笑う。

 

 基礎工事が長く、土台づくりに時間をかけているため、どんなに高い柱を立てても揺らぐことはない。柳ケ浦の「チームビルディング」は、ここからが見ものだ。南九州四県対抗選手権大会では各県2位リーグに出場し、2校がコロナ禍で棄権したため1試合しかできず消化不良で終わった。戦力は測り切れなかったが、間違いなく県高校総体では優勝を狙えるチームになっているはずだ。

 

ルーズボールの競り合いなど激しさを求める

 

 

(柚野真也)

 

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