#スポーツのチカラ 県高校総体 ハンドボール女子 日本一から3年後、チームメートからライバルに
- 高校総体
二度目の日本一から3年後の声
幡東妃美希(大分3年)
最初の60分は相手の圧力に負けたが、延長戦になってからはミスを修正して、決めるところで決めた。県高校総体6連覇のプレッシャーがあったが、最後は笑って終われた。鶴崎のエース(石川)を止めたことは、これから自分の自信につながる。(決勝戦は)特別な思いがあった。
萩尾ほのか(大分3年)
チームを引っ張らなければいけない自分が2年生に助けてもらったことは後悔しかない。緊張して硬くなり、空回りした。(元メンバーに対し)再延長、7mスローコンテストまでもつれたのは、ずっと試合をしたかったからなのかな。本当に仲が良い。これからもいい付き合いをしたい。
山崎晶(大分3年)
連覇できて良かった。自分たちができていたことが出せなかったのは、自分たちが練習した分、向こうも練習していたということ。最後は粘り強さで勝てた。やりにくさもあったが、新しい力を見せることができた。(元メンバーと)国体で一緒にプレーしたかったが、中止になったのは残念。
石川空(大分鶴崎3年)
(元メンバーの)7人でコートに立てるのが最後だったのでうれしかった。負けたけど、こんな試合ができて悔いはない。最高のライバルであり、最高の仲間だった。大学でも一緒にやる仲間もいるので、いつか大分に帰ってきて、国体の選手として試合ができたらいいなと思う。
岩本里菜(大分鶴崎3年)
自分たちのやってきたことが出せた。長くプレーできて楽しかった。今までライバルとして試合をしたから成長できた。いい環境で3年間をハンドができた。けがで試合に出られなかったこともあったけど、いい形で終われた。
三浦那有(大分鶴崎3年)
試合では手の内を知っているのでやりにくいこともあった。再延長までもつれると思っていなかった。今回の試合は7人そろってコートに立てたことがうれしかった。ここまで一緒にプレーできたことは感謝しかない。
安東里紗(大分鶴崎3年)
ライバル対決だったけど緊張しなかった。楽しくできた。ここまできたら勝っても負けても笑顔で終われるようにと思って試合に臨んだ。高校に入学した当初は大分と戦うことが怖くて、練習でも大分を意識し過ぎるところがあった。今日は自分のプレーをすることを心がけた。苦しい3年間だったけど、周りの支えがあっていい形で終われた。
(柚野真也)